第1章

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私は今までほとんどと言っていい程、恋愛っていうモノを経験した事がない。 人を好きになった事はあるけど、両想いにはなった事はない。 そんな私も・・・ 大学生になった。 「美鈴~!!早く行かなきゃ入学式に遅れちゃうよ!!」 桜の花に見とれていた私は、友達の佐奈の声でハッとした。 「ごめ~ん佐奈!!今行く!!」 私は入学式の会場まで急いだ。 私は普通に平穏な大学生活を送りたい・・・ そう思っていたけど・・・ この先に待ち受けている事を当たり前だけど、想像すら出来ていなかった。
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