2人が本棚に入れています
本棚に追加
いつの間にか二人でずっと寝ていた。
気付くと夜になっていた。
「佐奈!佐奈!夜だよ!親に連絡しなくていいの?」
「う~ん・・・。はぁ~~~!」と言いながら目を開けた。
「ああ・・・。連絡・・・ね・・・。」
と言いながら、携帯を取り出した。
カチッ、カチッ。
「今日泊まって来るから・・・。」
そう言って電話を切った。
「お母さん、何て?」
「留守電になってた・・・。まだ仕事してるっぽい・・・。」
「いいの・・・?」
「いーのいーの!!いつもの事!!」
(そういえば、佐奈の家の事もあんまり知らなかったな・・・)
「じゃー、今からご飯食べて、その後お風呂入ろう!」
「だね~」
お母さんにご飯を作ってもらって一緒にご飯を食べて、その後お風呂に入って・・・。
「佐奈~布団敷くのめんどくさい(笑)」
「別にいーよ(笑)いびきだけはかかないでね(笑)」
と言って、私のベットで二人で一緒に寝る事になった。
「今夜は寝れないね(笑)」
「いろいろ聞き出すの止めてよ~。てか、佐奈の事聞きたい!」
「・・・私の事?何を・・・?」
口調がいきなり変わったのもあり、ビックリしてしまった・・・。
「親の事とか、恋愛の事とか・・・」
「・・・聞いても面白い事なんて一つもないよ。」
・・・聞くのを躊躇してしまいそうになった・・・。
最初のコメントを投稿しよう!