第1章

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バタバタバタ・・・ 「ガラッ!」 「航輝!!見つけた~!!」 と言って、女の人が走って窓際に駆け寄っていった。 私が思わず「綺麗・・・」と口に出してしまった、あの男の人のところだった。 (こーきって言うんだ・・・) そんな事をぼんやりと考えていた。 その女の人は、なぜか私の方をジッと見て、ハーフっぽい人に何かを話していた。 (何で私ジロジロ見られなきゃいけないわけ?) 「なーんか、あの女の人、美鈴の事ジロジロ見てて感じ悪いね~知ってる子?」 「いや、全然知らない・・・。」 すると・・・ 「こーき」という人が、席をいきなり立って、なぜか私の方に近寄ってきた・・・。
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