第1章

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「そんなこと、言ってねーで、トラが自殺未遂したって言って、救急車呼べ。お前のラストチャンスだ。」 辰夫は、動揺した様子で、救急車を呼んだ。 救急隊員が来て、その場面に驚いた。 「警察呼んだほうがいいですか?」 かけるは、言った。 「自分でやったんです。」 「付き添いの方は… 「そこにいる男です。」 と、かけるは言った。 「お名前は?」 「西宮辰夫です。」 「おそらく、手術が必要です。早く行きましょう。 「はい。」 と、辰夫は、応えた。
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