第二章

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入ってきた男の人は 涙を、はらはらと流しながら 私の手を握った 「大丈夫なのか?どこか悪いところはない?」 そういって、心配そうに私のことを見つめてくる この人は誰なのだろうか 私の知りあいなのだろうか わからない、なにもわからない だけど、彼が入ってきたことによって 白一色だった部屋に色ができて とても、安心したんだ
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