英霊の盾

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英霊の盾

私はオリヴィエ王国の聖なる力を受け継ぐリュミエル姫。 クーデターを目論むも失敗して、 対聖結界が壁に刻まれたバツイーチ監獄に投獄されて、 看守の醜い亜人達に輪姦されている。 「お姫様ヤれてたまんないオ!」 「リュミエル殿下くわえろゴブ!」 「お握り下さいホブ!」 私を夢中で嬲る大きな豚獣人のオーク、 緑の小人ゴブリン、 そのゴブリンより微妙に大きいホブゴブリンを見て、 犯されながらも脳裏に疑問が浮かんだ。 「貴方達、亜人なら何で人間の私をヤるの? 普通は自分と同族の女のが興奮出来るんじゃない?」 「んんんーんん?」 思わぬ疑問を突き付けられ、 亜人達は一瞬腰が止まって変な呻き声を上げ、 驚きながら互いの顔を見合わせたが、 すぐ腰と共に口も動いた。 「オークの女は、 俺達男より大きくて力も強くて恐いオ! だから小さくて可愛い人間やエルフの女をヤるオ!」 「女のが大きくて強いなんて、 虫みたいな生態ね!」 「俺達ゴブリンは女のが小さいが、 俺は自分よりは大きい人間やエルフの女のが好きなんだ! と言っても綺麗なのが良いから、 オーク女はNG!」 「体も好みも細かい!」 「ホブゴブリンのわしは、 家庭持ちで愛妻家だから、 リョナは人間とエルフのみじゃ!」 「風ぞく感覚!?」 「よっと!」 三者三様の理由で強姦されていると、 四人目は亜人と言っても可愛らしい、 小人ホビットの看守がやって来た。 「ううう・・・姫様ごめんなさい! 僕は本当はこんな事したくは!」 泣いて詫びるこの看守だけは好感が持てるので、 彼だけは同意の和姦をしてあげる。 だが本来こういう事は愛し合う二人が、 清潔な寝室か美しい星空の下でするべきなので、 些か申し訳無い気分になるのだ。
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