プロローグ

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「明るい明日…運営局?何だそれ?」 いつもなら内容はおろか、送り主も確認しない勧誘ハガキに目を通す とは言ってもこの一枚だけだ 何故だかこの一枚のハガキに引き寄せられていたんだ 宛先には俺の名前、それに住所も合っている 無鉄砲にマンションの全住民に送られる勧誘ハガキとは違うようだ 「何だこれ?」 しかし裏面を見ると 『1.運命は貴方の望みのままに変えられます。 2.運命を一つ変えると、貴方の大切な何かを失います。 3.switchの破棄、またはswitchを他人に譲り渡す事は出来ません。』 とだけ書かれていた 「スイッチ?何の事だ? 大体運命を変えるとか、新手の詐欺かなんかか?」 信也はハガキを鼻で笑い、再びグシャグシャに丸めてゴミ箱に投げ入れた
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