-亡き母との再会-

2/7
前へ
/177ページ
次へ
謎の老人により、予告通りに母は天国へと旅立った。 しかしながら、初七日が過ぎた辺りから妙に周囲が騒がしくなっていた。 話しが前後するが、母が亡くなる半年前から母は身体の不調を訴えていた。 特に、母は夢を見てうなされているのを目撃した。 夢の内容を母に訪ねて見ると、母よりも先に旅立った姉や両親、見知らぬ白装束の人々が登場し、母の手や足をつかみ連れ出そうとするんだそうだ。 そして、亡くなる1ヶ月前になると「私が亡くなったらどうする?」と真顔で聞いてきた時は驚きと、ひょっとしたら…本気で言っているのか…? 全身に鳥肌がたった事が思い出される。 「母さん、何を言っているの?死ぬわけないでしょう(笑)
/177ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加