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妹さんの話しの内容に度肝を抜かれた。
特に、両腕を支えて宙に浮いている羽の生えた女の子の話し…。
鳥肌がたった…。
しかし、わが家でも亡くなった晩から廊下を歩く音やトイレの水が流れる音など私は耳にしている。
私の父は霊的なものは一切信用しなかったが、テレビを一人で見ている時に「お父さん!」と母に呼ばれた時は驚いたようだ。
私が驚いたのは、2ヶ月後、父が東京都内にある某病院に入院した当日の深夜2時位だったか…。
深夜番組を見ていた時だった。
階段を上がってくる音…。
どた、どた、どた…
私は兄かと思ったが…しかしながら兄はとうの昔に就寝…。
どた、どた、どた…。
音が途切れた瞬間…モーレツな勢いで鳴ったドアをノックする音…。
んどんどん…どんどんどん!どんどんどん、どんどんどん!
私は母とドアを挟んで再会した。
父が入院して兄弟二人きりとなった我が家に母は早く寝ろと怒りまくっていたが、姿を見せず音だけで自分の存在を示すのだから凄い!
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