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私はいつの頃から霊体験をするようになったのか?
多分、中学2年生くらいの時ではないかと…。
7月…蒸し暑い夜だった。
就寝中だった私は、夢の中で、お昼に見た怖い番組の内容の一部を再び映像化していたのだ。
怖いシーンが出てきた瞬間、なま暖かい息が枕を貫通して私の後頭部に吹き掛けられた…。
その瞬間…ヤバい!…私の身体は金縛りにあい声が出ない状況だった。
目を開きたいが開けない。
何故か…誰かの顔が、私の顔を見つめているような感じがしたのだ。
それが私の記憶にある最初の霊体験だった。
あの息を吹き掛けられた感覚は今でも身体に染み付いている。
中学時代は夏になると霊体験に遭遇していたように思う。
だけど、後頭部への息の吹き掛けは、想像して欲しいのだが、私の後頭部に誰かの顔があった事にならないか…?
具体的に言えば、私は霊の上に重なっている状況が考えられるのだ。
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