-導かれた霊体験-

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私の母の姉が緊急入院をして生死をさ迷っていた時の話しだけれどゲリラ豪雨ばりの激しい雨が降っていた夜、玄関の引き戸を叩く音がしたので振り返ってみると、手首だけが写しだされていてその手首がノックをしている。 その音は、激しい雨音に負けない勢いだった。 その時だった廊下に置いてあった母の姉が使用していたヘルスメーターから「バリツ…」と凄い音がしたのだ。 とっ…その時… 「リリーン…リリーン…」 と黒電☎話の音が鳴り響き、出てみると姉が息をひきとった…と連絡を受けた。 私は全身鳥肌…。 虫の知らせか…。 伯母さんは、私のような若輩者でも知らせに来てくれたのかと思うと涙がとまらなかった。
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