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今年の8月6日(土)の早朝4時位だったかな…
仕事柄、女性を送迎する事があり、渡良瀬川付近にある東武線の駅で女性を降ろし、車を走らせた。
私は間もなくCDをsetしようと思い車を停めたのだ。
周囲を見渡せば薄暗く人など歩いていない。
駅周辺なのに異様な寂しさが漂う場所だった。
その時、左側から視線を感じ見てみると青いジャージを着た中学生位の男の子がこちらを見ていた。
微動だもせず、顔は眉毛から口元で影になり確認できなかった。
街灯に照らされ先ほど感じた薄暗い嫌悪感は無くなっていた。
「何か変だぞ❗」
私は車を走らせルームミラーを決して見なかった。
ルームミラーに霊が写り込むケースがあるからだ。
波長が合ってしまったか?
寂しげな中学生であった。
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