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ヴォドル・ジェミニ(兄)
魔月組織 メビウスの高位魔月の1人。金髪の少年。
メビウスの中でも随一ともいえる好戦派で、主に殲滅戦などを基本任務としている。
尊大な性格で、他人を見下し自身の力を過大評価する悪癖があり、それが原因で足元をすくわれることも。
強力な電気を操る能力の所持者で、電撃による攻撃は勿論のこと、身体を電気にして自由自在に移動することもできる。
阿木人達との戦いでは能力を存分に活かした戦法を駆使するが、前述の悪癖から油断したところを痛打を受けて這う這うの体で逃走。
しかし、その先で日本式術協会の暗部組織 「八識」の強襲に遭い為すすべなく消滅した。
その正体は弟であるヴォドルの式術、<電磁界神殿>。式自体に意思を持たせ、彼こそがヴォドルであるかのように振舞わせていた。
ヴォドル・ジェミニ(弟)
右目を髪を隠した幼い風貌をした少年。夕霧家の真向かいに越してきた少年 永見 仁(ながみ じん)の正体で、偵察や情報収集を主な任務としている。
人当たりの良い、優しい性格をしているがあくまでも裏の顔を隠すための演技であり、本質はかなり陰湿でからめ手を得意とする。
兄と同様電気を操る能力を持っている。
兄が倒されたことでヴォドル・ジェミニとしての活動を始め、戦闘に諜報にと大きく立ち回ることになる。
実は彼こそが真のヴォドルであり、前述の兄とされるヴォドルは彼が能力で作り出した自動人形に過ぎない。
生前は優秀な兄にコンプレックスを持つ少年だった。そんな兄に強い憧れを抱いていたものの、兄は交通事故によりこの世を去る。
結果として両親や親戚、周囲の人間は優秀だった兄の面影を弟に押し付けられる形になり精神的に疲弊した彼もまた交通事故で命を落とすことになる
魔月として転生したヴォドルは、精神の歪みが生前より進んでおり、不慮の事故で死した兄が無念を残すわけがないという理由から能力で兄を創造。
最終決戦ではシェラ、ヴェイリアと交戦。ノアにより受けた開放術式により強化されるも精神が崩壊、自分が兄であると思い込むようになってしまった。
この際に髪型もオールバックになり、眼もオッドアイに変貌している。
新たに電磁力を行使できるようになり、ヴェイリアに致命傷を負わせたがヴェイリアの決死の一撃を受けて壁に磔にされシェラの渾身の一撃によって
ヴェイリアもろとも光の奔流の中に消えていった
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