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クロト・キグナス
クロト・キグナス
黒髪をした女性。整った美貌の大和撫子。漆黒のウェディングドレスに身を包む。その美しい風貌に似合わない、悪辣非道な作戦が得意。
エーテルの命令には粛々と従っているが、一方で意に反した利己的な行動を行うなど一筋縄ではない人物。メビウスの中では新参者。
本来の彼女は優しく淑やかな性格であり、悪女めいた行動をとるのはこの体がニセモノであると思っているための演技。
しかし元来の性格のせいで非情になりきることができず、その有様をエーテルからは「ピエロ」と皮肉られている。
本名は畔戸 恵美(くろと えみ)。
結婚式の前日に暴漢により刺殺された過去を持つ。転生してからもその事を引きずっており、元の体に戻って今度こそ添い遂げたいというのが彼女の願い。
エーテルには隠れて願いを叶えるためエネルギーを集めており、折を見て反旗を翻す腹積もりだった。
最終決戦において、ノアの開放術式を受け強化される。全てが終わったら願いをかなえるとノアに唆され本拠地へと向かう阿木人らを襲う。
強化された術式は強力なものの、其れゆえの隙を疲れる形で撃破され、城塞の空中回廊から落下、消息不明となる。
異能 「操り糸・千思万考(あやつりいと・せんしばんこう)」 属性…無
指から繰り出す漆黒の糸。対象の体に潜り込ませることで寄生、彼女の思うままに動かすことができる。
寄生された対象が他の対象を触ることで更に寄生でき、ゾンビのように寄生を伝染することができる。
切り離すこともできるが、限界時間がありそれを過ぎると自動的に解除されてしまう。
無機物でも可能だが、こちらは切り離し不可。また、最大で使用できる糸は両手合わせて10本であり、それ以上の重量は動かせない。
再強化後は髪の毛も糸として使役できるようになり、幅が広がったがその分緻密な制御ができなくなっておりいっぺんに多数を動かそうとすると
明確な隙ができてしまう。
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