ディラト・アンタレス

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魔月組織 メビウス所属の高位魔月。 黒の帽子、黒いコート、サングラスと全身黒づくめでいかにも怪しい風貌の青年。飄々としており口調も慇懃無礼でさらに胡散臭い。 メビウスでは参謀の地位におり、作戦の立案や他構成員との連絡役を賄う。 一方で敵対している阿木人たちとも接触し、情報を流したり協力と称し彼らの成長を促したりと不可解な行動を多くとる。 最終決戦前夜にエーテルに裏切り行為が露呈し詰め寄られるも、エーテルにリーダーとしての器ではないこと、そんなことだから裏切られるのだと挑発めいた発言をしたためにエーテルの怒りにふれ、彼女の異能によって空間ごと丸ごと圧縮されあっけない最期を遂げた。 その正体は、地球を管理する高次意思集合体。人々が神と呼び崇め奉るものの分体。 自称 神の眼 人の行く末を監視するのが任務であり、神の座へ近づくもの、神に近しい力を得るものに裁きを下す役割を持つ。 しかし自分が手を下すことはなく、あくまでその処理は同じ人間に任せるスタンスを取る。 これは、人間世界のことは人間が決着をつけるべきであるという制約があるため。 阿木人の夢に現れていたのは彼であり、ノアになりすまし阿木人が事件解決にゆけるように差し向けていた。
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