シア・ベテルギウス

2/2
前へ
/35ページ
次へ
シア・ベテルギウス 『魔月』と呼ばれる少女。風を操る異能を持つ。 年齢は本人いわく14歳(身長が小さいため、それより下に見える)。 年齢らしからぬ気丈な性格の持ち主だが、時折年相応の繊細な部分を見せることも。好物はゼリー。 同じ魔月であるビョルノ・リブラとの戦闘に巻き込まれた阿木人を救うため彼と契約する。 当初は救うことを前提に考えていたが、ビョルノ・リブラと化した時はすぐに抹殺するように考えていたほどだったものの、彼や彼の周囲の人間と接するうちに考えを改めていくようになる。ビョルノ討伐後は、契約者を失う悲しみを繰り返さぬように護ることを決意し、彼と共にエーテル打倒を目指す。 本名、アリシア・フロ ウベール 。フランスの名家に生まれ、跡取りとして期待されていた。しかし、戦火に巻き込まれて両親を殺害されたあげく屋敷に火を放たれてしまう。最期は妹であるリリシア(エーテル)をかばい瓦礫に押しつぶされて死亡した。 その後にノアによってエーテルの次に現世に呼び戻される。自分の存在や異能の力に苦悩するも、ノアの働きかけや妹の笑顔を見て徐々に適応し始める。が、その後まもなくノアは射殺。彼を蘇らせようとするエーテルに協力する形で「メビウス」を作り上げた。 結成時は妹の願いを変えるためと自分を押し殺してきたものの、世界を混乱に導くエーテルを止めるために自ら組織を脱退する。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加