13人が本棚に入れています
本棚に追加
『蟻穴の村』アントエイプの巣穴を利用した迷路のような村
「ありがとうございます」
礼を言う恰幅のいい男性
簡単に言えば今回の依頼主
「いや、こちらも依頼ですので」
ここには迅と九露の二人しかいない、颯季がいると面倒になるので千裏をお目付け役にして放置である
「今、納品物の確認をしています、しばしお待ちを」
ここから面白味のないお仕事の話
一方、颯季side
「私、頑張ったよね!なんで私は除け者なのよ!」
凄い泣いていた
「そなたがいると話が進まないからでござる」
「簡単に言ったら面倒だからね」
「私ってそんなに面倒臭い?アザミ嬢」
「面倒」
「ひどい(泣)」
この颯季に毒を吐いている女性は、『アザミ』このチームのオペレーター
「やめて、笑いが止まらない!」
「盈藺姐さんも笑ってないで、助けてくれ!」
「えっ?やだ」
「泣」
この颯季をからかっている女性は、『盈藺』チームの依頼等を管理している。簡単に言ってしまえばチームの心臓部分
えっ?颯季はって?そうだね足の小指じゃない?
迅、颯季、千裏、九露、アザミ、盈藺
この6人が『名を必要としない者達(ななしのごんべい)』である
「もういいよ、モノローグですら、私をいじめる、やってられるか私は寝る」
颯季くん拗ねて寝始めてしまいました
「おやすみ(永遠にボソッ)」
「聞こえてるぞ、お嬢!」
「アザミ殿は、颯季殿には酷いでござる
な」
「日頃の行いが悪いんじゃない?」
「これに懲りないからいかんでござるな」
「私のせいか?いやいやこんな一般市民を捕まえて」
「縦に真っ二つでござるな」
「頭と胴体、さよならしたいの?」
「全身の骨をバラバラにしましょうか?」
「せめて部位を統一してくれ。スクラップじゃないか」
愉快に時間が過ぎていく
最初のコメントを投稿しよう!