第1章 第一話 始まり

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相棒がいきなり変なことを言い始めた いきなり鬼がどうとか誰もいない虚空に語り始めた これは友人として心配するのが正解なのだろうか?ほっておくのが正解なのだろうか? 俺は前者をとった、しかし 「気にするな禿げるぞ?」 突然の暴言 もういいそっとしておこう 俺の身がもたん とか思ってるんだろうな… 相棒が項垂れてるのを尻目にそう思う。 しかし説明は大切なのだ と言うわけでこの世界について説明しよう。 この世界は皆様からする異世界だ。 モンスターがいる、魔法がある、そんな世界 そんな世界には当然モンスターに抵抗するための兵士を育成する学校がある。 私達はその学校の二年生だ。 因み私達は人間ではない 厳密には人間なのだが、鬼といわれる種族だ。 鬼といっても角があったり、肌が赤や青とかではなく、限りなく人間に近い、違いといったら、酒に強いというくらい。あとはしきたりというものがある。これは今はどうでもいい ところで自己紹介がまだだった 私は『颯季』 今は学生だ。もうひとつ名前があるのだが、今は話さなくてもいいだろう。 そこで項垂れてる私の相棒は『迅』 一応は鬼の次期頭領だ。 いつもはこんな感じではないのだが。 えっ?おまえのせいだって?知らんな、そんなものは私の管轄外だ 話が逸れた。何故こんな事を言っているといったら 現在遭難中です。 はい えっ?さらっと言うなって? 心が折れそうだからだよ しかし現実逃避をしても仕方がない、説明も大体できたし現実に帰るとしよう。
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