第13章 危険なパジャマ・パーティー ①
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「そんな、人を捨て犬みたいに……」 「悠月、いるって言うかな?」 「ていうかその場合、僕の意思はどうなるんです?」 「そうだねぇ」 言えば夢想するように 遠くを見つめて 「拒絶すればいいよ」 頷いた。 「え?」 「悠月にフラれても、君が僕を拒めるならね」 「……!」 確信的と言うか 何と言うか――にっこり笑って。 「フラれるって、勝手に決めないで下さいっ……!」
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