第13章 危険なパジャマ・パーティー ①

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言ったものの――。 「そう思ってんなら、余計にぐずぐずするなよ」 (うっ……) 正論だ。 何も言い返せなくなる。 おまけに――。 「言っとくけどさ、君が確かめないなら僕が悠月に鎌かけるよ?」 「ええっ……?」 「あの手この手を使って」 しらっと 怖いことを言い出した。 その上。 「だって長いこと片想いなんて、だるくてやだもん」 さすがのマイ・ウェイ。 この僕を目の前にして よくもそんなこと言えたもんだ――。
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