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第13章 危険なパジャマ・パーティー ①
ロボアニメを観終わった後。
「あとは悠月の気持ち次第だな」
「え?」
おもむろにココさんは言った。
「出来るだけ早く確かめろよ」
「そんな」
「それが人を待たせてる礼儀だろ?」
「いやいや……」
また平然と無茶言う。
悠月さんの気持ちを確かめろだなんて。
そう簡単にいかないから
12年も引きずってきたわけで――。
「悠月がいらないなら僕が貰うから」
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