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ほっと、した。
深い安堵感が、オレを包む。
気を張っていた、日々…
やっと、一段落…
あとは、営業部に任せればいい。
彼らが連携してやってくれる。
一つの山を制覇したような清々しい、気分だった。
「良かった…」
ふぅーと、長い息を吐いた、その瞬間だった。
えっ?
ガタンッ!!
急に目の前が真っ暗になる。
体に力が入らず、机に左手をつくが、支えきらず前に倒れた…
すぐそばに、末次さんがいるのに、遠くから叫んでいるように聞こえる。
「社長!!
社長…社長…?」
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