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「見て分かるでしょ!
次の会議に出す新しい企画、期限近いのに出来てないの…」
半泣き状態の私。
「座ってても、アイデアなんか出ませんよ」
浅倉くんが、私の肩をつかんで起こす。
そのまま、立たせて、私の左手を握り、歩いていく。
「ちょっ、ちょっとー、浅倉くんっ」
黙ったままの背中。
何?
いきなり手をつないで…
つながれている手を見ていたら、恥ずかしくなってきた。
「ぶっ」
そんなことを考えていたら、浅倉くんが急に止まって、背中に顔がぶつかってしまった。
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