180人が本棚に入れています
本棚に追加
「すみませんでした!!」
すぐそばに来ていた浅倉くんが、深々と頭を下げる。
そして、何も言わず休憩所から、出ていった。
「はぁー
びっくりした」
今ごろになって、体の力が抜けてくる。
手近のイスに、よろけるように座った。
「助けていただいて、ありがとうございます。
部長がいなかったら私…」
そう、そのまま、キスされていた…確実に…
浅倉くんの気持ちは、聞いたが、まさかそんなことをするなんてこと…
頭の片隅にもなかった…
最初のコメントを投稿しよう!