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急にイスごと、私の方へ向き
「本当にすみませんでした」
深々と、頭を下げた。
反省してるのかな?
未遂だったし、二回も謝ってくれたし、もう、許してあげよう…
そう、思い始めた頃に衝撃の一言
「でも、諦めませんから。
ますます、徳永さんを欲しくなった」
「は!?」
「さっ、仕事、仕事。
徳永さん、企画提出してないから、ボーっとしてる暇ないでしょ」
「分かってる!!」
ボーっと、してないっつーの!
私が、イライラしていると、内線がかかってきた。
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