第八章

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急にイスごと、私の方へ向き 「本当にすみませんでした」 深々と、頭を下げた。 反省してるのかな? 未遂だったし、二回も謝ってくれたし、もう、許してあげよう… そう、思い始めた頃に衝撃の一言 「でも、諦めませんから。 ますます、徳永さんを欲しくなった」 「は!?」 「さっ、仕事、仕事。 徳永さん、企画提出してないから、ボーっとしてる暇ないでしょ」 「分かってる!!」 ボーっと、してないっつーの! 私が、イライラしていると、内線がかかってきた。
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