第九章

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「きゃっ」 バランスを崩して、オレの胸に飛び込んだ彼女。 そのまま、ギュッと、抱きしめる。 なぁ、綾… このまま、キミを腕のなかに閉じ込めたい。 誰の目にも、触れさせず、オレだけを見ていて… 他のことを考えられなくなるほど、オレだけでいっぱいになればいい オレの心は、すでにキミでいっぱいだから
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