第九章

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『コウが、手を抜いて仕事出来るようになったら、考えるわ』 なんて… オレが手を抜いて仕事をするはずない! と、思ってるんだろう!? 確かに、手を抜いたりするのは、嫌いだから… 過労で、倒れたオレのことを考えての言葉… 好きな気持ちが、積もってくる。 時間がたつにつれて、段々と冷静になってくる。 そして、一つの疑問が頭をもたげる。 まだ、確定ではない。 期待はずれになるかもしれない。 可能性は、ゼロではないのでは? そう、思えて仕方ない。
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