第九章

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「社長…」 オレの必死の顔を見て、ため息をつく。 「はーっ… 分かりました」 その代わり…交換条件を出されることになった。 「徳永さんは、聡明な方、ですね…」 「知ってるんですか?」 ガタンッ 思わず、立ち上がってしまった。 冷静に聞いてほしい、という、前置きを無視して なんなんだ? どういう、繋がりなんだ? 末次さんと綾… もしかして… 好きな人って? 「違いますよ!!」 オレの心の中を読んだみたいに、ピッタリの答えだった。
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