第十章

2/46
前へ
/293ページ
次へ
「ふ、フランス~?」 誰もいない、休憩室。 浅倉くんから、キスされそうになって、それを危機一髪!!富田部長に助けてもらったんだけど… 私に、話があって、探してくれていたらしい。 「ま、驚くのも無理ないが… 」 「突然、なので、びっくりしました」 話がある、と、言われた部長は、開口一番、 『フランスに行かないか?』 と、誘ってきたのだった。 「もちろん、仕事で」 大人の色気全開の部長が、微笑みながら、こっちを見つめる。 普通なら、そこで、キャー<目はハートマーク>に、なるのだが、コウの先輩だし慣れてしまっている。
/293ページ

最初のコメントを投稿しよう!

180人が本棚に入れています
本棚に追加