第二章

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頼まれたから、社長になった… それは、自分自身よく分かっている。 ここにいる存在意義は…? 自問自答しながら、受付の前を通る。 「おはよう。 今日もがんばってください」 声をかける。 受付嬢三人も、あいさつをして、こちらに、にこやかな笑みをおくってくる。 彼女たちは、存在意義など考えず、与えられた仕事を、一生懸命こなしているのだろう。 そう考えながら、エレベーターへと向かう。 「社長…どうかされましたか…?」
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