第十章

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『アヤ…男を連れてくるなんて初めてだね。 いい人かい?』 『マスターっ!』 料理を、もってくるたびに、マスターが話かけてくる。 『あんたは、アヤの恋人かい? この子は、頑張っているからねぇ。 誰が支えてくれる人が、必要だよ』 奥さんもテーブルにきて、身ぶり手ぶりでコウに笑顔を向けてくる。 そんなこと言われても、通じないから、苦笑いだろうなぁと、見つめていた。 にこにこして、こたえてる!? しかも、フランス語で!
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