第十章

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「無効なもんは、無効。 オレ以外の男を好きになるわけねーじゃん。 …なんてな… 実は… 駅の裏のカフェで、聞こえてきたんだよな~」 なんで、そんなに自信満々? そりゃあ、コウのことが好きだけど… ってか、駅の裏のカフェ~? 「もしかして…?」 思わず目の前の彼を、睨んでしまう。 「そう、その、もしかして」 楽しくて、仕方がないというような満面の笑み。
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