第三章

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バッサリと髪の毛を切り、企画部のみんなも驚いていた。 それでも、仕事の忙しさで、声をかけられなかった。 昼休み、望がやってきて、ひきずられるように、社員食堂へ 「さぁ、話してもらうわよ。 冬なのに、そんなに切った理由」 カレーライスを食べながら、聞いてくる。 「理由ねぇ… そんな大したことではないわよ~」 食欲がないため、私はおにぎり一個 ペリペリと、ビニールを破ってのりをセット はむっ おいしいなー やっぱり、ツナマヨがイチバン!! 「綾… あんたが食欲がないことが、大きな理由よ。 これでも、なんとなく、分かってるつもりよ…」 「望…」
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