第六章

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「何か…あったか…?」 前を向いたまま、尋ねてくる。 「えっ?」 「いやに他人行儀だから…」 「…別れたんです」 動揺して、瞳が揺れるのが 、分かった。 「そうか…」 それ以上、何も言わなかった部長に、心の中で、感謝した。
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