第1章

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祖母「おや、美琴。もう行くのかい?」 美琴「うん。今日は日直だからね。早目に行かないと。」 祖母「そうかい.......気を付けて行ってきなさいね?」 美琴「分かってるよ。確か、お茶っ葉が切れてたっけ?他は何か買う物はある?」 祖母「いいや、無いよ。」 美琴「そっか。じゃあ行ってくるねぇ!!お昼ご飯と晩御飯は冷蔵庫の中に入れてあるから、温めて食べてねぇ!!」タタタタ 祖母「はいよぉ~。」 バアちゃんに昼御飯と晩御飯の事を教えて、学校に行くために山道へ入っていく あの家で暮らしているのは僕とバアちゃんだけで、僕の両親は、僕が小さい頃に交通事故で亡くなっている まだ小さかった僕はバアちゃんに引き取られ、そこからずっと一緒に暮らしている 前まではバアちゃんも買い物に行ってたけど、二年前からは足腰が悪くなってきたので、僕が学校の帰りに買い物をして帰るようになった
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