キメラ対策室 京都支部

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「こんにちは、涼夜君。私はC.S.M.R京都支部、支部長を務める相葉 海斗(アイバ カイト)です。よろしくね」 そう言いながら、右手を差し出してきたので、左手を差しだして握手をして 「ご存じかもしれませんが桐谷 涼夜です。よろしくお願いします。」 「さっそくだが君の身に起きていることについて話そう。大体のことは優羽君に聞いていると思うが」 「はい。超能力にレベルがあり、僕の場合はレベル2に変わる途中と聞いています。」 「そうなんだが、実はレベル2になる前に進行を止めることもでき、もしそれを望んだなら進行を止めて、昨晩の記憶を消して今まで通りの生活に戻ることが出来る」 「もし、進行を止めずにレベル2になりたいと望んだらどうするんですか?」 「その時はここで働いてもらう。昨日みたいな命の危険やもっと危険なことがたくさん起きる。どちらかを選ぶかは君次第だ。因みに時間はあまり無いよ」 「でしたら、入社したいです。昨日みたいな危険があったとしてもこんな世界があると知りましたし、また僕みたいな被害者を出したくないので」 「本当にそれが君の気持ちかい?僕には他にも理由があると感じるんだけど」
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