知らない世界

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それと同時にそいつは後ろに飛んでいった。 身体をみると、円盤のようなものが刺さっている。 「ガァァァァ」 目の前でそいつは苦しそうに転げ回っている。 俺は何があったかわからず、戸惑っていると 「君!大丈夫?」 後ろから声をかけられ、振り向くと膝まである黒いコートを着ていて顔はフードを被っていてわからないが声を聞いた限り女性だった。 その女性は俺を守るように前に立って、手にはさっきの円盤があるのだが俺はその光景を見て驚愕した。 「う、、浮いてる。なんで?」 円盤が回りながら女性の手のひらと平行に浮いている 「あとで、ちゃんと説明するね。けど、まずはこいつを何とかしないといけないから」 そう話してくれるが、しっかりと目の前のソイツから目を離していない。 ソイツも怪我をして暴れていたが、それほど傷が深くなかったのか今はしっかりと立って全身から殺気を出している。 「もう大丈夫だからね。安心して」
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