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「あの子 少し生意気よね。みんなで シカトしようよ。」
「少し可愛くて 男の子にチヤホヤされてるからって 調子にノッてるのよ。」
智と沙友理の間に 女の子が産まれ 中学二年生になっていた。
1つ下に 弟 優也
優しくなって欲しいと 願いを込め 名付けた。
未来も優也も 大きな怪我や 病気も無く 育って行った。
しかし 未来が 中学二年生になると 未来を僻んだ人達から 虐められるようになってしまった。
「ねぇ 美優紀 一緒に帰ろう。」
「私 和美と帰るから。」
「そうなんだ…」
未来は 皆から 無視されるようになっていた。
朝 登校すると 上靴を隠されていたり 机の上に イタズラ書きをされていたりするようになっていった。
「ただいまぁ。」
「未来 お帰り。優也は?」
「部活じゃん。」
「未来 最近元気が無いわね。何かあったの?」
「別に…」
「ただいま。」
「智 お帰りなさい。最近 未来が変なの…何かあったんじゃないかなぁ…」
「なんでそう思うの?」
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