第2話

強さ

「あんた 何様のつもり？」

「え？言ってる意味が分からないよ。私が 何をしたの？」

赤城美優紀 彼女は 不良の彼氏がいた。しかし 彼氏は 未来の事を好きになり 美優紀と別れた。
未来は その男の子とは関係も無いし 告白された訳でも無いが 美優紀が一方的に 未来を恨み 虐めが始まった。

「あなたのせいで 彼氏と別れたのよ！少し可愛いからって 色目を使ってんじゃないわよ！」

美優紀の回りには ５人の仲間が居て 未来を囲んだ。

「色目なんて使ってないわよ。完全な逆恨みじゃない。」

「生意気な態度をとってんじゃないわよ！」

美優紀は 未来の髪の毛を掴み 叩いた。

未来は 抵抗しようとしたが 回りの人も手を出し 反撃が出来なかった。

「まだ 生意気な態度をしてたら こんなんじゃ済まないからね。」

未来は 悔しかった。逆恨みされ 嫉妬され 反撃も出来ず 皆から叩かれ その悔しさをバネに 空手の稽古を続けた。