プロローグ

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僕は……… 生まれた時 産声を出すコトが 出来なかった。 母親には 聞こえたらしいが 呼吸困難になって 緊急手術を受けたそぅだ それは 気管に穴を開けるコトだった 普通の家庭ならば 病院通いなどしない だが 僕は病院ばかりだった… 母親は 医者から 『知恵遅れになる』 と言われ 養護学校の 誘いの手紙も来たそうだ だが、 家族や信頼ある病院の おかげで ここまで来れた 僕は『声帯下狭窄』という病気だ 声が低いし 多少、発音も悪い 中耳炎で補聴器も 言語リハビリも 受けてる しかし 普通教育の学校に通ってる。 なぜ、ここまで 来れたのか… 僕の小説を呼んで こういうヤツも いると 関心をもって 世界観を広げてくれると 有り難い。
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