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「いやいや?ヨシはさ、才能抜群でしょ?
あたし、ヨシのSF好きだぜ?」
「あはは・・・りー、こないだ読ませたの、ダークファンタジーなんだけどね・・・へへへ・・・」
「はは・・・ま、似たようなもんだろ?な?」
梨音はドギマギした表情で、芳野の顔を覗き込む。
2人は帰る方向が一緒で、4つ目の信号までいつも並んで歩いて行く。
2つ目の信号を過ぎると、人も殆ど見当たらなくなる。
「リー、いつものブランコ、行こう?」
街中にある、小さな児童公園へ二人は入って行く。
2台しかないブランコに、二人は言葉も無く座り・・・
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