‡蒼黒の楔 緋色の欠片3‡

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*Story 世界を終末に導くと言われる『鬼斬丸』(おにきりまる)の完全な封印から1年が経とうとする夏―― 『玉依姫』を継ぐ春日珠紀と、玉依姫を守る『守護者』たちは、平和に暮らしていた しかし、楽しい日々が長く続くことはなく―― 珠紀たちの住む季封村を何の前触れもなく異変が襲った 一瞬にして、珠紀たち玉依の血筋の者を除いて村は無人となり、村からも出られなくなった この異変を調べるうちに、ある【鏡】が原因だと判明する 鬼斬丸を封印することで消え去ったと思われた宿命の鎖が、再び珠紀たちを締めつけようとしていた ある者は大切な者を守るため、ある者は生き残るため、ある者は復讐のために『世界の終わり』に臨む中―― 様々な組織、様々な人物、様々な思惑がぶつかり、交錯しあう中で、珠紀たちも『世界の終わり』を防ぐための戦いに身を投じることになる 何を正義とするのか、本当に守らなければいけないものはなんなのか、大切な人と共に珠紀が下す決断とは――――? 今再び、宿命の物語が幕を開ける
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