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*Story
2010年、秋
都内にある私立学校「秋霖学園」の初等部に通う小学6年生の主人公――九楼撫子
幼馴染の理一郎と共に比較的穏やかな学生生活を過ごしていたが、一時期から彼女は毎日のように不思議な夢を見るようになる
――それは暗く陰鬱な、赤と青に彩られた黒い空が覆う荒廃した世界の夢だった
そんなある日、撫子と理一郎は新任教師・神賀旭に呼び出される
同じく教室に呼び出されたのは、他のクラスで問題児と噂される生徒や下級生を含め、計6名
そこで先生が告げたのは、
「問題児である君たちに、課題を与えます」
という言葉だった
即席の仲間達と共に、先生に与えられた「課題」をこなさなければならないことになったメンバー
四苦八苦しながらも充実した学校生活を送る裏で、徐々に【現実】侵食していく謎の数々
そして、それらに翻弄される撫子の前に現れたのは、【夢の世界】で会ったはずの人物だった
どこか見覚えのある面影の「彼」との出会いによって、運命の歯車は廻りだす――
『君のいない世界なんていらない』
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