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「用意、してたの?」
ぐいっと二本指を突っ込むと、そこは容易く指を飲み込んだ。ローション温かい感触、くちゃりと水音がする。
こくこくと学が頷く。
「バレンタインだから、期待した?」
もうどうしようもないと、諦めた表情の学がまた頷いた。
シャツを引っ張って口から外し、そのまま脱がせた。
「すぐ入るくらい?広げた?」
「ん……」
認める声に指先を柔らかく広げると、そこは容易く開いた。とろりとローションが中から垂れて来る。
くくっと喉の奥から笑い声が漏れた。
不安そうな学の目を覗き込んで、とても優しく甘い声で囁く。
「学が可愛く煽るから、今日は優しくできないよ?」
チョコレートを半分に折ると唾液で一杯になった学の口に押し込んだ。半分を自分の口で溶かして、お互いの唾液を混じり合わせる。
腰を揺らして学の中に入り込んだ。
「ああっ……」
「声、だして……」
「じんっ……っあっ……」
「もっと煽って?」
「ちい……ああっ……気持ちい……ひゃ!ああっ」
「ここ、好き?」
一番感じる場所を激しく擦ると、学がうんうんと頷く。
「すき、そこ。すき、すき。じん。じん、すき。あああ、イく。も、だめだ」
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