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「うん」
そう言いながら動かない俺に学がふるふると震える。
恥ずかしさと欲望の間で揺れている学は本当に可愛い。
「苦しくなるような……いっぱいになって、それで……」
「恥ずかしくて、声が出るようなの?」
赤かった顔がますます赤くなる。
ぐいっと引き寄せて、呼吸の速くなった口に、自分の舌を捻じ込んだ。ソファーの上に学を乱暴に押し倒すと、まだチョコレートの味のする唾液を味わい、望まれたように舌で口の中を蹂躙する。
「んっ……ん……」
中年の男性とは思えない可愛い声が漏れる。
ティーシャツの上から、肌を撫で、学の好きな場所を捻ってやった。
「う、あっ……あっ……」
声が甘くなって、身体がびくびくと震える。
足の間にひざを滑り込ませると、少々乱暴に足の間にこすりつけた。
「いあっ……ったい」
「痛いの、好き?乱暴なのとか」
ぐりぐりと押し付けたひざに感じる硬い感触。
「もう……感じちゃった?」
はあはあと息を吐きながら、涙目になった学が俺を見る。
「チョコの味の学が食べたいな」
薄いチョコレートを取り出すと、学の前に差し出す。
嬲られて赤くなった舌が意図を汲み取って、いやらしく猫の舌の形のチョコレートを舐める。熱い舌で溶けたチョコを頬になすりつける。茶色い筋と赤い舌が誘うような色を醸し出す。
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