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頬の茶色をべろりと舐めると、学が喘いだ。
膝にひくんと動きを感じた。くちゃりと濡れた音が静かな部屋に響いて、学が恥ずかしさに涙を浮かべる。
「まだ、いかないで」
シャツの裾を差し出して、口の中に入れると、きゅっと学が噛んだ。
「いい子だね」
声を出さないと達することが出来ない学には、それは明らかな苦行なのだが、従順な彼はいつもそれを受け入れる。
俺に愛される為に、俺が満足するまで愛せるように。
チョコレートをいやらしく舐めて見せた。
惚けたようにそれを見る学に微笑みかける。
チョコレートを塗り、丹念に舐めるという作業の間中、びくびくと震え続ける学は声を殺し続けた。
ずるりとスエットを脱がされる頃には、学は息もたえだえという有様で、カリカリになった欲望が透明な液を垂らしていた。
おねがい、おねがい。
声を出させて欲しいと訴える目を無視して、学の欲望を嬲る。
びくんと身体が震えて、尻が揺れた。
ぼろぼろと涙をこぼす姿にぞわぞわと全身に鳥肌が立つ。
本当に学は可愛い。
後ろに指を走らせると、先走りだけではないぬるつきを感じた。
気づいたことに気づいた学が、ん~と声を出す。
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