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「賢吾・・・・もう、できるから・・・・」
それだけを口にし、気恥ずかしさから逃げるために自分から賢吾にキスをする。
ついばむように口づけると、賢吾の手が首筋に回り、舌を絡め取られる。
深くなるキスに没頭してしまう。
急に賢吾が俺を半ば抱きかかえるようにして立ち上がらせ、キスを続けながら寝室へ引っ張っていく。
歩きづらくても、廊下の壁に何度かぶつかっても、キスをやめられない。
賢吾が寝室のドアを開けて、よろけるように中へ入る。
ベッドに押し倒されて、歓喜と期待で胸が震えた。
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