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「・・・・ん・・・・ぅ・・・・」
頭の隅からじわじわと広がっていく快感の甘い痺れにめまいを覚える。
ふいにキスを中断して、賢吾が長めの髪をかき上げながら、熱のこもった瞳で俺を見つめる。
色気が滴り落ちそうな表情に目を奪われる。
「本当は、もっと時間かけたいんだけど・・・・」
わかってる、俺の体力が持たない。
俺が頷くと、賢吾は指先を目元から耳、首筋へと走らせ、そのあとを唇で追う。
肌を流れる髪がくすぐったくて、じっとしていられない。
身じろぎしたら、両手で強めに押さえつけられる。
賢吾が、くすぐったさに敏感になった肌を舌で舐め、唇で吸い上げる。
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