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最初の夜のように、跡を残していく。
簡単には消えない快感をあちこちに落としていく。
胸の突起を食まれ、思わず浮いた腰に賢吾の腕が回り、ぎゅっと抱きしめられて、湿った肌が触れ合う感触に陶然となる。
胸をめいっぱい吸われて、湧きあがる快感に身悶えていると、ジェルで濡れた指がゆっくりと差し入れられる。
「・・・・っ・・・ぁ・・・・」
中を探られる感触は久しぶりで怖気が走るが、意識して体の力を抜けば、自由になった賢吾の指が淫猥に動きはじめ、つむぎだされる快感が俺の理性も呼吸も乱していく。
「・・・・ぁっ・・・・ケン・・・・」
手を伸ばして、賢吾の首にかける。
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