974人が本棚に入れています
本棚に追加
やたらと俺に懐いてくれているし、そういう所は可愛いなと思う。
などと考えていたら春樹が出口を指差した。
帰るのか、と思い手を振っていると、其のやり取りを見ていた母さんが、春樹を作業場の入り口まで誘導した。
「春ちゃんはウチの子同然なんだから、遠慮するコトないのよー?」
「ホントですか?!
じゃあ、お義母さんって呼びたいなぁー」
「ウフフ、なんならママって呼んでもいいのよー?」
「ママー!」
「……いつの間にこんなデカい子供産んだんだよ、母さん」
最初のコメントを投稿しよう!